あけましておめでとうございます!

9日間の冬期講習全日程が終了しました。
皆さん本当にお疲れ様でした。


朝早くからの授業は大変でしたね。


頑張って通いきった成果は誰もが出ていると実感しています。


これまでデッサン経験のすくなかった人は
特にその変化が大きかったように見えました。
そこから更に成長していけるように練習が必要です。

また、ある程度の実技レベルを持っている人でも
繰り返しミスをしやすい場所や、自分の弱点など
なかなか改善せず歯がゆく思っている人もいるでしょう。


悔しい思いをしている人こそ、諦めなければもっともっと伸びることが出来る人だと
私は思っています。

そんな時こそ、今まで以上にモチーフをよく見て
モチーフと自分のデッサンををよく見比べ、かたちの特徴や描きどころをたくさん探し出してください。
同じようなモチーフでも、毎回必ず違う発見があると描くのがもっと楽しく、絵も魅力的になっていくものです。


それから、道具の見直しもしてみましょう。下の項目をチェックしてみてください。


ちゃんと鉛筆が削れているか(ガタガタだったり、芯が丸くなったまま描いていないか)
練りゴムが真っ黒になったものを使っていないか(手に練りゴムがペトっとつくようならもう寿命です。)
カッターの刃の切れ味が悪くなっていないか(新しくすると切れ味がよく、鉛筆もきれいに安全に削れます)
自分の使いやすい鉛筆(の種類)かどうか

鉛筆のは、メーカーによって芯の硬さや質が微妙に違います。

必ずこれでなければダメというものではありませんが
ボソボソした調子が気になっている人は、例えば青い軸のステッドラー
(芯が固めです)

濃い調子、暗い調子を作るのが苦手な人は
芯がやわらかく、しっとりした色合いの鉛筆
(あずき色の軸のユニなど)を使ってみるとよいでしょう。


冬期講習はひとまずこれで終わりですが、13日 (日曜日)からは直前講習がもうスタートします。

模擬試験形式も取り入れた受験直前モードです。

講習会だけに参加している生徒の皆さんも、1日ごとに受講できる直前講習を
ぜひ活用して、継続的なデッサンの練習をしましょう。

それではまた新学期にお会いしましょう!

ネモト