自画像デッサン

ネモトです。
関東も梅雨に入ったようですね。
この時期、一部の中学校では修学旅行のシーズンのようです。
皆さん、どこへ行くのかな?やはり、京都・奈良あたりが定番なのでしょうか。
私も10年(とちょっと)前に行った修学旅行は京都・奈良でした。

今でこそ2年おきくらいに遊びにいく京都ですが、
あの頃はまだ仏像や寺院、庭園の魅力がいまいちわからず、恋愛成就のおみくじや願掛けのほうに夢中でした…。(地主神社でしたっけ?恋占いの石。なつかしいです!)近ごろは、その場所に流れている空気や時間を感じるのが好きで
青蓮院門跡や源光庵、伏見稲荷神社が好きです。
あまり人が多くないのでゆったりした時間が過ごせます。
青蓮院(しょうれんいん)の庭には大きな楠(くすのき)があり、本当に素晴らしいですよ。機会があればぜひ訪れてみてください。

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それでは今回の授業紹介です。 

6/13.20と2回にわたり自画像のデッサンをおこないます。

自分の顔をじっくり観察して描くというのは初めての経験、という人が多いのではないでしょうか。

最初は形をとらえるのにてこずっていた様子…

というわけでまずは自分の頭部を触ってもらいました。 

髪の毛があるあたりは 全体的にゴロンとした丸みを感じますが
顔の側面である耳のあたりから 顔の正面にかけて触っていくと…

うーん。なんだかごつごつと、凹凸が激しくなってきます。

平面的な顔だと思っていても、頭蓋骨の形の影響で、「面」でとらえていくことができるんですね。

骨ばった感じがしたり、ふっくらとしていたり、表情はさまざまです。
いろいろな角度から自分の顔を見て、立体的にとらえていきましょう。


髪の毛も1本1本というよりどかっとしたボリュームのある塊で見えるところや、つやッと光っている明るい部分などもあったり。毛先と根元では雰囲気も違います。

そういう違いを見つけていくと髪の毛らしさが出るかもしれません。

そして髪の毛も顔のパーツも、首も同じ一つの頭部のなかにあるものなので、顔、髪、と分けずに同じ方向の明るさや暗さを探していきましょう。


今週描けなかった人も来週の3時間でじっくり描いてみましょう。


ちなみに今回の課題は藤田先生がお休みですが
基礎科・土日受験科の福田先生と松本先生が助っ人としてアドバイスしてくれます。



(写真が間に合わなかったので また来週追加します。)